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某有名競馬予想師からのコラム

6月27日(日) 阪神競馬場 第11レース 宝塚記念(G1)
黒◎ 8枠15番 タップダンスシチー
○  3枠 5番 ザッツザプレンティ
▲  1枠 1番 シルクフェイマス
△  5枠 9番 チャクラ
×  7枠13番 ツルマルボーイ
×  3枠 4番 ローエングリン
×  5枠 8番 リンカーン
(注意)
雨が降って芝が大きくえぐられて跳ぶような馬場になったらツルマルボーイは、いらない。逆に4枠6番のサイレントディールを特注馬として▲の評価にする。

春のG1戦線最後の戦い 第45回宝塚記念 G1。このレースのキモは、前に行く馬が勝つか後ろから行く馬が勝つかの予想で全く結果が違ってくる。基本的に前に行きたい馬が3頭いる。ローエングリン、ザッツザプレンティ、タップダンスシチーだ。有力馬が前々に行く展開でゆったり流れれば、この3頭で決着だ。ただ、スローは考えにくく道中 中段もしくは後ろから行く馬に展開の利が見込める。出走馬は15頭いる。この中で買っていい馬と必要のない馬がいる。買っていけない馬は、トレジャー、メイショウドメニカ、スティルインラブ、ホットシークレットの3頭だ。したがってこのレースは実質12頭の戦いになる。特注馬の紹介と予想についてだが、注意しなきゃいけない馬は、シルクフェイマス、ローエングリン、ザッツザプレンティ、チャクラ、ツルマルボーイ、タップダンスシチーだ!この馬たちを良く見ろ!そしてこの馬たちから好きな馬を選んで買ってください。

宝塚記念で使われる阪神の2200mは、ちょっと変わったコース形態だ。スタートしてから長く真っ直ぐな馬場が続き第一コーナーまで距離がある。それによって先行逃げ馬たちもガツンと行くのではなくジョッキー同士が横を見ながらポジションを探り第一コーナーに向かう。阪神コースにしては異色の要素を含むコースだ。宝塚記念で思い出してほしいのは、ライスシャワーが足を折って予後不良になってしまったレースだ。父リアルシャダイの最後の大物と思っていた馬だけに、非常に残念だったのを覚えている。そこで今回の私の買い目は、タップダンスシチーから買っていきます。黒◎です。タップダンスシチーは過去成績を見て解る通り、一度使われると必ず順位を上げてきた馬だ。前走の金鯱賞は、7割の仕上げで少し不安を覚えたが、59Kを背負って完勝とも言える内容。阪神の2200mにも十分対応力を持っており、当然トップの予想。2番手の○には、ザッツザプレンティ。宝塚記念の過去の優勝馬を見ると、中距離戦にもかかわらず、長目うぃ使われてきたステーヤーの活躍が目立つ。天皇賞での凡走の原因はわからないが、前走の金鯱賞では、菊花賞(G1)馬らしい走りを披露してくれた。同馬にとって中京の2000mから阪神の2200mというのは、明らかに条件が好転したと言えるだろう。結果を残してほしい。▲にシルクフェイマス 春の天皇賞(G1)の三着馬。京都記念、日経賞などのG2で勝っているにもかかわらず、なぜか扱いが軽い。G1を勝っていないゼンノロブロイやリンカーンなどより明らかに こちらが上!!優勝まで視野に入れて買い!!△にはチャクラ
最強世代と言われる4歳馬の中で一番成長がうかがえるのがこの馬だ!名手 柴田善臣を背に一発を狙う。以下ツルマルボーイ、ローエングリン、リンカーンと続く。
いずれにしろ、阪神の坂というのが勝負の舞台!確かに先行馬は強力だが、後ろから行く馬も一角を崩すのは可能だ!




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Last Update : 2004年06月26日 00:44