競馬ソフト研究所

某有名予想師のコラム:3月26日(日)中京11R 高松宮記念 GI

3月26日 高松宮記念 GI サラ系4歳上/オープン/定量/1200/芝(左回り)


◎12プレシャスカフェ
○13カルストンライトオ
▲18アドマイヤマックス
△7メイショウボーラー
×15キーンランドスワン
×5ゴールデンロドリゴ
×6タマモホットプレイ

JRAのレースで2つしかない1200の芝のG1。年末のスプリンターズステークスと春のこの高松宮記念だ。中京競馬場と言う小回りの1200メータなだけに非常に紛れの起こりやすいレースだ。ゲートの出も非常に関係し、出遅れようものならあっという間に置いていかれ、そこでレースが終わってしまう。
特徴的なコースなだけに実績の無い馬は買いづらい。そこで、◎に押す馬は、プレシャスカフェ、まず第一に同馬は1200で負け知らずであること、そして目を見張るレースセンス、三走前の札幌日刊1200では、ぽんとゲートを出て好位の4番手に付け直線早々と先頭に立つと押し切る競馬。前々走、中京CBC1200ではゲートをゆっくりと出し直線鋭く伸び差しきる足。前走シルクロードステークス1200では58キロを背負って、上がり3F33秒7の切れ味。このどこからでも差してくる瞬発力が最大の魅力。左右の周りに関係なく色々なコースで勝鞍をあげているのも魅力だろう。G1戦こそ経験していないが、戦ってきたメンバーから考えても本命視は妥当だろう。

対抗には、カルストンライトオ、前々走香港のG1に果敢に挑戦し、輸送もあり退廃したが前走の阪急杯を見る限り、スピードにかげりは無い。去年のスプリンターズステークス1200G1の覇者でもあり軽視は禁物。同型との兼ね合いだけが不安材料だが4コーナーまで馬なりですすめれば、去年の再現もあり逆転の目まであり。生粋のスピード馬だけにこの距離では非常に魅力的だ。

▲にアドマイヤマックス、若駆の時からG1の器と言われ早6歳になってしまった。G3でもG1でも好戦出きるのはこの馬の自力をものがったっているだろう。鞍上に武豊を向かえ臨戦態勢は整った。この馬が勝ちきる図は想像し難いが、連で考えるとどうしても外せない1頭だろう。

△にメイショウボーラー、同馬は前走セブラリーステークスG1を逃げ切りで圧勝している。単という意味ではアドマイヤマックスより上の評価だが、どうしてもダート馬のイメージが付きまとう。さかのぼれば、3歳時NHKマイルカップ1600G13着があり、芝のスピード競馬にも実績を残している。当然狙いはたつがダートでの実勢が光りすぎて芝のスピード競馬では通用しないのではないかという、思いが頭をよぎり△まで評価を落とした。実績ではカルストンライトオウと並び各上的存在と言ってよいだろう!以下、×15キーンランドスワン、×5ゴールデンロドリゴ、×6タマモホットプレイと続く・・・

現在の芝の短距離は群雄割拠でレースをする度に勝ち馬が変わるというとんでもない状態だ。昨年夏から強いと思わせる馬がコロコロ変わる。なんと今回のレースに出ている馬で全く買えないという馬は6頭しかいない。残りの12頭にはある意味平等にチャンスがある。その日の馬の体調によりまた、ゲートでのホンの0.01秒で道中の位置取りがかわり結果がかわってしまう。しるしは回らなかったが、ギャラントアロー、ウインクリューガー、ゴールデンキャスト等、虎視眈々と狙っている。レースの展開、立ち回り次第で大穴の可能性も十分考えられる。自分の好きな馬から手広く流せば思わぬマン馬券をプレゼントしてくれそうだ。

競馬ソフト研究所

Last Update : 2005年03月26日 (土) 22:45