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某有名予想師のコラム:11月14日(日)京都11R エリザベス女王杯 G1

11月14日(日) 京都11レース エリザベス女王杯 G1

◎ 4枠 7番 スイープトウショウ
◎ 7枠15番 スティルインラブ
▲ 5枠10番 メイショウバトラー
△ 4枠 8番 ヤマニンアラバスタ
× 3枠 5番 ドルチェリモーネ
× 8枠17番 エルノヴァ
× 8枠16番 ウォートルベリー

このレースの見所は、ある意味『 世代対決 』だ!今までのG1牝馬三歳戦では何度も書いたとおり、スイープトウショウの力が抜けている。間違いなくこの世代では1、2を争う実力馬だ。だが、4歳組からは、牝馬三冠馬スティルインラブがいる。ここの力関係が微妙だが、馬連は、ほぼこの一点だと思っている。ただ、G1ということもあり、出てくる馬も展開しだいでは十分出番がある。スイープトウショウとスティルインラブどちらから買うかは好みの問題だろう。ちなみに私は、スティルインラブから買う。理由は簡単だ。スティルインラブのほうが、・・・・・・・・オッズがいいからだ。馬の力が同等だと思えば当然オッズのいいほうから買いたいのが心情だろう。牝馬三冠馬が、一度使い気配も上向き。ましてはこの馬は、明らかな叩き良化型。人気の落ちたここは買い目で馬券的妙味も十分ある。次に、印は落とせず同じく◎のスイープトウショウ。秋華賞の直線一気もすばらしく、この馬の追い込み不発は、まだ見ていない。間違いなく差してくる。直線 先に抜け出すスティルインラブにどこまで迫り、抜け出せるかだろう。首の上げ下げのゴール前が目に浮かぶ。この2頭からの3連複、3連単を多く買いたい。とはいえレースは水物。残りの印を言っておこう。▲にメイショウバトラー。同馬の今夏の充実振りには目を見張るものがある。そんなに売れないだろうが逃げるのはこの馬だろう。逃げ残りに一考。△にヤマニンアラバスタ。オークス時から秋には買いたい馬だと思っていた。秋華賞では、スイープトウショウに水をあけられた感があるが、今見限るのは早計。今回全く用なしなら次からは買わない。真価の問われる一戦だ。次に、ドルチェリモーネ。前走からの上がり目という点ではこの馬が一番。今週もう一度秋華賞のメンバーと走れれば、このドルチェリモーネを対抗に指名しただろう。この世代の牝馬にはスイープトウショウ、ダンスインザムード、ヤマニンアラバスタ、レクレドール、ダイワエルシエーロ、ヤマニンシュクル、グローリアスデイズ、アズマサンダースなどなど、とても充実していて強い馬がたくさんいる。その中でもこの馬を今なら二番手に推したはず。それほど今週の追いきりは破格だった。上がり『 “11秒1” 』は、古馬G1牡馬のタイムだ!間違っても3歳牝馬がまぐれで出せるタイムではない。馬場が荒れた遅い時間帯でこの時計が出るということは、馬が出来てきた証に間違いない。実戦でイマイチなだけに×の印になってしまったが、調教だけの話ならこの馬が『 断然 』だ。次にエルノヴァ。2走前の札幌G3に見所あり。血統的にも、ここに入ってなんら見劣りはしない。5歳だが、これからまだまだ良くなる馬だ。鞍上にペリエを迎え「藤沢和−ペリエ」のG1勝利委員会の出来上がり!ここも怖い存在だ。最後には、フランスから来たウォートルベリー。この馬は、全くしらん!馬かロバかもわからない。“知らない外車は買え!”なので、いちお印を付けてみた。ただ怖いのは、この馬の馬主が社台の総帥、日本の競馬社会のドン、吉田照哉だということだ。印は回らなかったが、おそらく一番人気を背負うであろうアドマイヤグルーブをお忘れなく。同馬はこの秋のローテーションがいかにも厳しく、無印にしたが、力は間違いなくG1級。去年のこのレースを制したのもこの馬だ。




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Last Update : 2004年11月12日 22:53